日曜日の早朝、友人と駅に待ち合わせてランニングを行った。

夜中雨が降っていたようだが家を出発する6時過ぎには上がっていた。

今日は天皇陛下来県の関係で朝早くから至る所に警察の方々が配備していたので、いつもお借りするホテルニューオータニのトイレは差し控えた。

我々の本日の目指す場所は太閣ヶ平（たいこうがなる）である。

鳥取駅から太閣ヶ平に向けて若桜街道を通過するアーケード通りでは何人もの警察官が立っていてそれぞれの方と朝の挨拶（敬礼）を交わした。

そして樗谷公園に到着し、その入り口付近から太閣ヶ平へと上がって行った。　と同時に雨が強く降り始めた。

太閣ヶ平へのルートは結構な上り坂であるが、そこからはペースを上げて走ることとした。

その途中、傘を持ってウォーキングをされている何人かの年配の方とすれ違った。

入り口から太閣ヶ平までは結構な坂道が3.5ｋｍも続くのだが、おそらく習慣で歩かれているのだろう。

朝一で体は重かったが何とか太閣ヶ平に到着をした。　写真は山頂の小屋である。

今日は霧が濃く景色などはあまり見渡せなかった。

太閣ヶ平は鳥取城のある久松山の北東に位置する本陣山の山頂にあり、天正9年（1581年）羽柴秀吉が鳥取城攻撃のために築いた陣である。

太閣ヶ平跡地↓

現在この山頂にはNTTの無線中継施設が建てられている。

視界は悪いが、秀吉が攻撃を仕掛けた鳥取城の久松山山頂が同じ目線で望めた。

このコースを2往復し、麓の樗谷公園で一息ついた。

この樗谷公園には数年前、さく井協会で防災用井戸の寄贈を行った。

2ヶ所設置された井戸は現在も活用されており、1ヶ所はﾎﾟﾝﾌﾟで常時汲み上げされていて、もう1ヶ所は手押しﾎﾟﾝﾌﾟが付けられている。

帰り道、市内はさらに警察の警備が厳重となっており、当たり前だが信号はちゃんと守らなければならず、大回りをしてでも横断歩道をちゃんと渡らなければならない・・・そして渡る時は手なども上げて渡ったりしていた・・・独特の緊張感を抱きながら家路に向った。