井戸(さく井)の仕組みと種類
井戸の種類は大きく分けて3つに分類できます。
打抜き井戸(打ち込み井戸)
掘井戸(丸井戸)
ボーリング井戸(深井戸)
ボーリングの特徴
浅井戸・深井戸とはどんな井戸か?
一般的に深さが30m未満の井戸を「浅井戸」、30m以上を「深井戸」と言います。
ボーリング井戸(さく井工事)の単価はメーター単価で計算します。ただし現場の様々な条件で、単価は変動しますので、正確な単価は現場視察後のお見積りとなります。工期も、条件によって左右しますが、ロータリー工法なら5日~1ヶ月程度、ダウンザホールハンマー工法なら2日~1週間が平均的な日数です。
井戸水のメリット
水質:井戸を掘っても必ずしも良い水がでるとは限りません。水質により使用目的が制限されたり、濾過器等が必要になってくる場合もございます。
デメリット2
水量:場所や地域により地下水の出にくい所もあったり、浅井戸の場合、地表の影響を受けて涸れてしまうこともございます。
デメリット3
メンテナンス:水質や使い方などにより、井戸洗浄など定期的なメンテナンスが必要となってきます。
デメリット4
電気系統:落雷や停電時に水が使えなくなるということもございます。
いくらプロとは言え地面の中を覗いて来た訳では御座いませんので「必ず良い水を出します・・・」などと、100%の断言をすることは出来ません。お客様には頼りないように感じられるかも知れませんが、それぞれの条件に合った最も有効な井戸を提案し計画してあげることが大事であり、依頼があった場合でも時には井戸がお勧めではないことも教えてあげることが必要であると考えております。
井戸メンテナンス
井戸メンテナンスとは、井戸の点検を行ったり掃除を行ったりする業務です。井戸はさまざまな条件によって水の出が悪くなったり、水質が悪化してしまうことがあり そのまま放置してしまうと最悪の場合井戸が利用できなくなることも御座います。
その兆候としては下記のようなことが上げられます。
こんな時に要チェック!
- 水の出が弱く感じ始めた
- 最近水垢が目立ち始めた
- 水の臭いが気になり始めた
- 異物が混入している
- 砂が上がり始めた
- ポンプの異音がする
- ポンプが故障した
このような症状が出た場合 すでに井戸はかなり汚れてしまっているものと考えられます。
急に水が出なくなり緊急で井戸洗浄を行うというのはとても大変なことですので、予め計画を練り定期的な井戸メンテナンスを行うということを強くお勧めいたします。
費用、工期、洗浄時期について
見積りから完成・お支払までの流れ
1お問い合わせ
まずはお電話・FAX・E-mail・お問い合せフォームからご連絡致します。井戸を掘りたい住所・井戸水の使用目的、お客様のお名前・住所・連絡先電話番号をお知らせ下さい。
2技術者による見解報告
当社技術スタッフが、過去のデータを元に、水が出るか出ないかの判断をお客様にお伝えいたします。また、飲用井戸としての使用や、良質の水を希望の場合にも参考情報をお伝えします※参考データが少ない地域に関しては明確なご返答が出来ない場合もございますのでご了承下さい。
3お見積り発行
現場視察にてお見積り金額を提示いたします。
4発注依頼
お客様の発注依頼
5工事着手
工事開始(井戸掘削・洗浄)
6完成
完成・引き渡し
7お支払い
お支払い(後日請求書の送付)
当社独自の技術
ボーリング掘削(さく井)は主に「ロータリー工法」「ダウンザホールハンマー工法」が代表的な掘削工法です。
ロータリー工法は、ビットと呼ばれるツールスを回転させ地盤を粉砕し 泥水によって循環しながら掘り進みます。
一方、ダウンザホールハンマー工法は、ダウンザホールハンマーと呼ばれるツールスを回転させながら空気の圧力で内部のピストンを駆動させ、どんな硬い地層でも打ち砕いて掘り進みます。
両工法を比較すると一長一短はございますが、現地の地層や条件に合わせて最も適した工法を選択し、当社の技術力,設備力で信頼ある施工をご提供いたします。
タシマボーリングでは上記2つの後方に加え、新たに井戸掘削ニューマシンを導入し、更なるハイレベルな井戸掘削を行なうことが可能となりました。
ダブルロータリー工法はダウンザホールハンマーとロータリー工法の長所を兼ね添えた未来の新工法です!
風力ポンプ
風の力で風車羽根が回転し、その動力でポンプを駆動して水を汲み上げるという単純な構造で風さえあればポンプは常時汲み続けます。
今注目されるエコの観点からも、風と水がコラボした究極の自然エネルギー活用法と言えるでしょう。
鳥取県では鳥取市賀露小学校に設置してあるのと、琴浦町にも1基設置してあります。
賀露小学校 ここの風車の歩み 県の導入事例ページ