冬を前に融雪対策の井戸工事依頼が今年は比較的多いように感じる。
やはり昨年雪にコテンパンにやられたからだろう。
先日工事を完成させた鳥取市の中村歯科さんでは、ボーリング工事から融雪装置設置工事までを請け負った。
建物密集地でもあり、患者さんの車の出入りに支障を来たさないようコンパクトに施工を行った。(ロータリー工法)
掘削も順調に進み仕上げパイプも迅速に挿入した。
想定はしていたが、地下水汲み上げ試験では見事な地下水が湧き出し、水質結果も贅沢なくらい良質のものであった。
ボーリング工事完了後は融雪設備工事へと取り掛かった。
ここでの融雪装置の特徴は、雪が降った時、融雪装置が自動で起動するというところだ。
これは相当便利だ。
もちろん融雪装置があるだけでもかなり便利だが、雪の都合に合わせて勝手に融かしておいてくれるというのはとても有り難い。
例えばご自宅が離れた場所にある場合などは特にそうである。
この装置で冬の男のステータスを感じるであろう・・・。
井戸部、制御盤、降雪感知器の設置工は完了した。
【制御盤】
【降雪感知器】
ボーリング工の繊細な技術は、このように地表でも生かされる! ※フェンス沿いの白い箱はゴミ箱です。
降雪感知部のテストも行い試運転を行った。
バルブの先には、ホームセンターなどにも売ってある消雪ホースが取り付けられるようになっており、更にお客様の方で自由に融雪調整が出来るようにしてある。
今までストレスだった冬・・・そして雪・・・。
今年の冬からは雪の降らない日はテンションが下がったりするかも・・・。