神戸須磨区の病院にて井戸工事を行なった。
海が見渡せるとても眺めのよい高台である。
工法はダウンザホールハンマーで行なった。
また、住宅密集地でもあることからヤードを防音シートで取り囲んだ。
ダウンザホールハンマーで100mまで掘り進んだところで更に掘り進むことが決定。
ここからは工法を変えて掘削を行なうこととした。
地層の条件に合わせ、ロータリー工法の機械一式と入れ替えた。
ここからは長期戦、しっかりと腰を据えて作業を行なう。
昼飯の時だってボーリングマシンは稼働してます。
そして200mまで掘り進んだ。
ところがここでさらに施主の意向で250mまで掘り進むことが決定した。
このボーリング機材ではここまでが限界・・・。
再度機械一式の入れ替えを行なうこととした。
全てが強力に、500mは十分に掘れる設備を整えた。
マシンに余裕があるお陰で予定の250mまであっという間に掘り終えることが出来た。
仕上げのパイプを挿入し、孔内洗浄と共に掘削泥水をバキューム車で吸い取ってもらった。
テストポンプを設置しいよいよ汲み上げ。
濁っているが、しっかり汲んで洗浄するうちに次第に綺麗になっていった。
水質検査も行なったがかなり良い水であった。
今後この病院で色々活用される。
250mもの下から湧き出た水はお風呂等にも使われるとのことだ。