砂防ダムにもSTマイクロパイル

砂防ダム新設に伴う耐震補強にSTマイクロパイルが採用された。

砂防ダムとは自然災害防止の一つである荒廃した産地や渓流から流出する土砂をためるためのダムである。

現場は鹿児島県南大隈町で、九州本島最南端 北緯31度線上に位置する場所だ。

施工マシンは先日静岡から帰還したSM103を休めることなく持って行った。 やはり103は高い能力の割りにコンパクトなので稼働率が良い。

乗り込み後、早速に施工を開始したが、巨大な硬質巨石が点在していたため少々削孔には手こずったようだが、何とかクリア出来た。

逆にSTマイクロパイルの持ち味が生きた現場とも言えるだろう。

その後のグラウト注入等も順調に進み、工事は無事に終った。

元請様をはじめお世話になった方々、大変有難うございました。

やはりなかなか来れる場所ではないので、スタッフは休日レンタカーでしっかり観光してきたようだ。

黒神町 原五神社の鳥井。

1914年(大正三年)1月12日の大噴火により、一帯は埋め尽くされてしまったそうだ。

その事実を後世に残さなければならないということから、鳥井は掘り出さずそのまま保存されている。

そして夕日の綺麗なところだ・・・まるで異国の地のよう・・。

色々な場所や出会いにより、また一つ大きな財産を手に入れたことでしょう・・・。