四国高知の突端、室戸岬にて海水井戸ボーリングの依頼を受けた
目的は海藻類の養殖に利用したいとのこと
場所は海の側であるが、成功するかはやってみないとわからない・・・
どうにか出してあげたいという思いと施主様の強い意志が一つになって、井戸掘り挑戦という土俵に立つこととなった。
掘削工法はダウンザホールハンマー工法
掘り進むにつれ
いい感じで地下海水が吹きあがってきた
近くにはイルカが飼われていて、振動や騒音にはとても神経を使ったが
何ら問題なく順調に施工は進んだ
掘削は完了し、井戸も仕上げて汲み上げ試験を行なった。
かなりの湧出水量である。
準備したテストポンプのMAXでもまだまだ余裕の湧出量であった。
力強く汲み上がる天然地下海水に若い施主さんも希望の色を隠せない様子だ
大きな可能性を持つ地下海水
この養殖場が今後どのように展開していくかとても楽しみである