国内においての自然エネルギー関心度は福島の原発事故により一気に加速し、マスコミでも関連する情報を耳にしない日は無い。
また各種優遇制度などの行政の後押しも充実してきているようだ。
とは言え、世界視野からすれば国内での自然エネルギー普及率はまだまだこれからのようである。
このたび上信越地方で地中熱利用のボーリング工事を行なってきた。
目的は融雪、地中熱を利用して舗装路の積雪、凍結を防ぐための設備工事で、直径150mm程度の孔を100m掘り、熱交換器を挿入するというもの。
この現場では17ヶ所の施工を行なった。
実は鳥取でも地中熱利用の工事は行われてきている。
ただし限られた地域のみ・・・。
その地域の主要な場所が完了した途端、パタッと工事は途切れてしまった。
かれこれ10年近く経つのではないだろうか・・・。
本当は、鳥取など日照時間の少ない山陰地方は、年中安定供給可能な地中熱をもっと利用すべきと考えている。
せっかくのこの技術を是非地元で活かしたいものである。