地すべり対策工法 横ボーリング

高速道路のり面の地すべり対策として、水抜きを目的とした横ボーリングを行った。

ボーリングにより、すべり面に働く間隙水圧を低減させることで地滑りを抑制することができる。

道路からの高低差は100m近くあるためモノレールによる搬入を行い、仮設等は人力によって行われた。

ボーリング深さは20m程度であるが、破砕する硬質な岩盤を貫くのは相当なる技術力を要した。

順調に工事は進み、目的とした地下水の水抜きも無事完了した。

安心安全な流通は世の中の大切な基盤でもある。

私たちの仕事により高速道の安全を守ることは、流通を守りそして人を守る大事な任務であると感じる。