先日鳥取県智頭町でドラッグストア新築に伴う井戸工事を行ってきた。
施工場所の智頭町は鳥取藩の宿場町「智頭宿」でも知られ面積の93%を山林が占める「杉のまち」としても有名な歴史古い町である。
新築場所はやはりそのような場所なので冬の雪も多く主に消雪用としてこの井戸が掘られることとなった。
機械搬入状況↓
掘削状況↓
現場は鳥取を流れる千代川上流域の硬質な地層をもつ敷地の為、ダウンザホールハンマー工法で施工が行われた。
工事は順調に進み、掘削完了後井戸パイプ周囲に砂利充填を行った。
井戸が仕上がった後はいよいよ地下水の汲み上げである。
エンジンポンプで汲み上げたが井戸水はみごとな勢いで湧き上がった。
水質も良く飲料水としても使える結果であった。
お客様にとって更にこの井戸が喜ばしい財産となってくれた。
施工が完了し撤去となるが、ここまででわずか1日から2日程度の工程であった。
条件や仕様にもよるがこのスピード施工も当社の売りの一つである。
この度の震災で井戸はまた見直されているが当社の技術が地域の潤いや安全にもっと役立てるよう今後もいっそう努力していきたいと考えている。