静岡県葵区にてSTマイクロパイルの施工を行った。
第二東名高速道路の建設に伴った鉄塔の基礎杭工事である。
第二東名高速は21世紀の新しい大動脈として建設が進められているようだが、東海地震等にも備えるための、防災アクセス道路としての役割も期待されているようだ。
今回施工した鉄塔はNTTの通信用として設置されるようだが、やはり耐震補強は重要視される。
ここの地層は硬質玉石等の障害物も多く杭も確実に岩盤へ根入れさせなければならない。
そのような複雑な地層にも確実に施工ができることから我々のSTマイクロパイルが採用された。
グラウトのステップアップ注入も順調に進んだ
杭頭処理完了
極めて順調にSTマイクロパイルの施工は完了した。
ちなみに、スタッフ、ボーリングマシンやその他の機材も先日の福岡現場から鳥取を飛び越えて静岡に乗り込んで施工を行った・・・
順調であったとは言え、大変な距離である・・・
皆も本当に大変であった・・・
しかしいつも思うが、こんなにも広い範囲で当社の技術を買っていただいているというのは本当に誇らしいことである。
景気はどうであれ、災害の視点からも交通網等のインフラ整備はますます重要であると考える・・・そこには必ず通信の整備は付いて回る。 マイクロパイルの需要はこれからも伸びていくことを確信している。