タシマボーリング創設者 田島正義のしまなみ街道自転車横断挑戦の軌跡

※環境によっては読み込みに時間がかかる可能性があります。スライドの再生までしばらくお待ち下さい

  • 田島正義 S13年1月24日生
    中学を出たころ地元に来ていたボーリング工事現場へ手伝いに それをきっかけにボーリング工事施工会社に就職。 写真は昭和39年

  • 昭和61年 独立
    以降仕事一筋で突っ走ってきた

  • 平成に入り息子(現社長)も加わり平成3年に正式に会社として設立
    鳥取県鑿井教会会長として協会の活動にも奔走する。

  • ボーリング工法も新たになり仕事も二代目へと引き継がれていった

  • 二代目の趣味は過酷なスポーツ「トライアスロン」

  • 毎年開催される皆生トライアスロンの応援は家族のお祭り行事としていた

  • 皆生トライアスロン
    フィニッシャーズストリートを親子でゴール

  • ある日
    田島正義は自転車を始めると言いマウンテンバイクを購入

  • 次第にサイクリングにのめり込み週末は朝から晩まで一人で郡部の峠を越えるなどポタリングの楽しさを満喫した

  • 完全に趣味は自転車と言えるまでに
    サイクリングイベントなどにも積極的に参加した

  • しまなみ海道が開通した時は珍しい海上サイクリングロードの噂に、
    いつか渡ってやろうという目標を掲げた。

  • しかし その思いに逆らうかのように正義の体に病魔が襲った
    病気の名前はパーキンソン病
    脳の神経に異常が起こる病気です。ふるえ、固縮、無動、姿勢障害等、悪化すると寝たきりに・・・また、うつ病を併発してしまうことも・・・

  • 病気は徐々に進行し威厳あった姿からは
    見る影も無くなり自転車からは完全に遠ざかった

  • 大雨の中歩行器を使い息子、孫と皆生トライアスロンゴール

  • 福祉施設でリハビリ等を行ない気持ちを腐らすことなく毎日病気と向き合った。

  • そんなある日二代目(息子)が海外で井戸掘りをすることに

  • 井戸水は見事に湧き出し水に困る村を救うことが出来た

  • そんな息子の姿に奥底に秘めた思いが奮起した

  • 「もう一度乗ろう」
    しまなみ海道に挑戦する気持ちを奮い立たせた

  • 約10年ぶりの自転車
    以外に乗れたのには本人も驚いた

  • 今の医学では的確に治す治療方法はないが、薬によって症状は抑えられる
    薬が切れたらまた飲めばいい・・・薬の効いている2時間を思いきり楽しめばいいじゃないか
    諦めていた夢に向けて再チャレンジ出来る喜びを噛み締めた

  • 日々トレーニングによって昔の感覚を取り戻していった。

  • 諦めた夢 しまなみ海道自転車横断親子で挑戦
    田島正義 76歳

  • 知事に決意表明を行なう

  • 数百名の方々から横断幕に寄せ書きを頂きました

  • 栗谷神社で祈願祭も行ないました

  • 旅の相棒 自転車も

  • いよいよ出発の時
    福祉施設「はまゆう」にて出発式が盛大に行われた

  • さあ
    夢へ向けて出発!

  • 挑戦には 心強い仲間が加わった
    「世界の自転車野郎アキラ」
    「旅のベテラン 中尾 和則」
    チームTASHIMA

  • 旅のルート
    1日目 尾道港~向島~因島~生口島
    2日目 生口島~大三島~伯方島
    3日目 伯方島~大島~今治到着

  • フェリーで向島に渡り自転車旅は始まった

  • 序盤いきなり転倒もあったが順調に前に進んだ

  • まさかこんな時が訪れるなんて思いもしなかった

  • 焦らず急がず休憩をはさみながらのんびり走った

  • 先導は自転車野郎アキラ
    後ろを息子がサポートしながら走った。

  • 因島フラワーセンター
    2時間置きに薬を飲み順調に旅を進めていった

  • 生口橋
    生口島と因島を結ぶ橋長790mの橋である。

  • 初日の目的地3キロ程度手前で疲労はピーク

  • 初日の旅はここまでとした

  • 宿泊先

  • 自転車宿 「輪空」

  • おいしい食事とおいしいお酒一日の疲れを癒します

  • 翌朝
    最高の朝日が差し込めます

  • 自転車野郎アキラはテントで野宿

  • 私たちは宿で朝食。本日のエネルギーを蓄えます

  • 出発前
    心境を文章にしたためます

  • 素晴らしい天気の中我が愛車と瀬戸内を走れる幸せ
    道中いろんなアクシデント有るがサポーターの田島大介、加藤アキラ、中尾さん達のボランティアに助けられ完走を目指します 。
    我が愛車よ君がたよりだ頑張ろう
    2013年10月12・13・14 田島 正義

  • 二日目スタート

  • 最高の天気。今日も爽やかです

  • 眺めの良い場所でちょっと一息

  • 道中親子でツーショット

  • 多々羅大橋の眺めは本当に気持ちが良い

  • ちょっと一休みでスリーショット

  • 記念碑にて旅のメンバー4人で記念写真

  • 大三島へ渡ると思わぬサプライズ
    友人が応援に駆け付けてくれた
    本当に元気を頂いた

  • その日は島の祭り
    あちらこちらで神輿を見かけた

  • 実はこの日目的地があった
    この旅の意味でもあった

  • 老人保養施設「あすなろ」
    施設の方々に元気を届けに

  • 同じパーキンソン病を患う方との交流も行なった
    「お互い元気に頑張りましょう」
    希望の表情の目には涙を浮かべられていた

  • 地元中学生の神輿に見送られながらあすなろを後にした

  • 逆に元気を貰いこの日は順調に進んだ

  • 旅館でも有難いおもてなし
    宿泊宿 うずしお

  • 地元の子供たちが伝統の獅子舞を披露してくれた

  • 楽しい夕食 チームTASHIMA揃って初の乾杯 二日目をふりかえり旅の話で盛り上がった

  • 二日目終了
    その夜どんな夢を見ただろうか

  • 三日目も爽やかな朝日が差し込みます

  • 何と早朝より昨日訪問させていただいた
    あすなろの職員さんがマッサージに来てくれた
    ふと部屋の額に目が行く

  • 自分には自分に与えられた道がある 広い道もあるが狭い道もある
    のぼりもあればくだりもある 思案にあまる時もあるだろう
    しかし心を定め希望をもって 歩むなれば必ず道はひらけてくる
    深い喜びもおのずから生まれてくる

  • またもサプライズ
    玄関を出るとあすなろの入居者の皆様が
    応援に駆け付けてくれていた

  • 無事を祈る手作りのお守りを手渡してくださった

  • チームTASHIMAいよいよ旅の最終日スタートを切ります

  • 朝の穏やかな風が自転車旅を心地よくしてくれる

  • ひとしきり走りサイクリングターミナルで休憩

  • ビタミンゼリー補給

  • 道中同じ年頃のサイクリストと出会う
    自転車で日本中を旅しているそうです

  • 最後の橋
    来島海峡大橋が見えてきた

  • きつい坂をのぼり最後の橋へ到達
    疲労はピークに

  • 外国の方との出会いもありました

  • 約4キロの長い橋
    風もキツく最後の難関です

  • ゴールが近づくと苦しさよりも名残惜しさが込み上げます
    景色を目に焼き付ける

  • そして念願のゴール
    夢のゴールテープ
    やり遂げた満足感でいっぱいの瞬間

  • あすなろの職員さんもゴールに駆け付けてくださいました

  • NHKとBSSの取材スタッフ 最初から最後までずっと私たちを追い続けてくださいました

  • チームTASHIMA 田島正義
    栄光のチャレンジを夢を成し遂げることが出来ました

  • 福祉施設「はまゆう」にて祝賀会を行なって頂きました

  • はまゆうの職員さんが描いた似顔絵

  • 鳥取県知事に完走報告

  • 今回の旅では多くのことを学びました
    与えることも与えられることも行動が生み出してくれる
    希望の源は動くことであると気付かさせてくれた旅でありました

  • 夢を成し遂げた感謝の気持ちを一枚の葉書に綴りました。