〜地下海水井戸陸上養殖事業〜

弊社が新たに取り組みを開始した事業、「陸上養殖」

これまで多くのお客様より陸上養殖の地下海水井戸工事依頼を受けてきたが、

今度は自社にて陸上養殖事業を手掛けることとした。

JR西日本が手掛けるブランドサバ「お嬢サバ」の飼育をはじめとし、

高品質の鯖を育てていく

『こだわりの地下海水井戸で育つサバは必ず高品質になる』

私たちが持つ強みを知っているからそこ言える絶対の自信だ。

−Our Three Commitment

井戸掘りのプロが
掘り上げた井戸

1

清浄な
天然地下海水を
井戸で汲み上げ

2

天然地下海水で
育つ鯖は
最高品質

3

井戸掘りのプロが掘り上げた井戸

〜私達自らが行った施設リニューアル作業〜

①水槽内面コーティング塗装(エポプルーフ)

無溶剤塗料の弾性エポキシ樹脂系常温硬化型厚膜塗料

水槽内面コーティング塗装全景

この特殊コーティング塗装により汚れが水槽内面に付着するのを抑制する。
また効率的に清掃が行えることから水槽の飼育環境は日々清潔に保たれ、魚たちにとっても日々快適な成育環境が確保出来ている。

②特殊UVカットシート取り付け状況

特殊UVカットシート取り付け状況

 

シート取り付け全景

紫外線(Ultravioret、通称UV)を遮断し飼育魚の環境を快適に。

当施設の水槽は屋外設置型となり、魚たちが四季を感じられる構造となっている。

太陽の光は魚たちにとって重要なビタミン活性の栄養素となることから、適度な日光の取り込みと紫外線による魚たちの負担軽減を考え、より自然環境に近い採光構造とするための特殊シートを設置した。

フラクタル日除けとUVカットシートにより自然の木陰のような環境を作り出し、季節ごとの程よい日光浴により魚たちは四季の栄養を取り込みながら健康に成育していく。

③地下海水配管状況

保温も行い各水槽に効率的に給水出来るよう配管を施した。

④排水配管状況

水槽内の水質環境を最良に保つための特殊配管を施した。

ドレンパイプを水槽外部に設けることにより水槽内水位を保ちながら底部での排水が行え、沈降する残餌や排泄物は速やかに水槽内から排除され、飼育魚にとって衛生的な飼育環境が整えられている。

⑤地下海水井戸掘削状況

地下海水脈を吟味し、高品質の井戸を1本1本仕上げていった。

地下海水井戸湧出状況

綺麗で豊富な地下海水が勢いよく湧き出した。

サバの高品質価値を生む重要な要素となるのは、この恵みの地下資源である。

⑥地中熱利用

敷地内に掘られた100mの深井戸を利用した地中熱利用。 
湧出水は真水であることから飼育水として直接利用することは出来ないが、深層水の安定した地中熱のみを取り込み、地下海水と熱交換させることで飼育水温の安定化を更に向上させるシステムである。
私達は今後も研究を重ねていき、高度な陸上養殖技術を開発していきます。

清浄な天然地下海水を井戸で汲み上げ

〜地下海水井戸の仕組み〜

国内での漁獲量はこの10年で30%減少し、それに伴い漁業従事者数も40%減少しており、また食料自給率は下降の一途を辿っている。

ただその反面、食品ロスは年間数百万トンに及び、このような悪循環のバランスが悪い影響を助長しているのかもしれない。

漁獲量に大きく影響される、海洋の状態も濁りや赤潮、軽石の発生など環境への変化も多くなっている。

施設内のサバたちは、その新鮮でクリアな天然地下海水で快適に泳いでいる。

海が赤潮汚染を被っていても・・・

施設のサバたちは快適な環境で優雅に泳いでいます。

山陰ジオパークの地下のミネラルがふんだんに注ぎ込まれた高栄養価のサバが育ちます。

女性の手で優しく丹念に飼育

地下海水井戸陸上養殖センターでは、センター長を含めて、女性が飼育しています。
優しく丹念な飼育により健やかで高品質なサバが育ちます。

天然地下海水で育つ鯖は最高品質

地下海水で育つこのサバたちは海を知らない。
卵の時からではなく、その親の代、そのまた親の親の親の…
完全な地下海水のDNAからなるサバたち。

天然地下海水で育つサバは最高品質であり、美味しくないわけがない。

このサバたちの優雅な姿を見ていると癒しの心地よさを感じる。

箱入り娘として愛情を注がれ育っている。

強みを活かして新たな魅力を見出していくことはこれからの持続可能な一次産業の方策であり、その魅力が食や食への成り立ちを考え、意識の高まりへとつながっていくだろう。

これから様々な目論見をこの鯖たちに注ぎ込み発揮していく。

お問い合わせ

地下海水井戸陸上養殖センター
「Chika no megumi」

〒681-0073 岩美町大字大谷2182-484
e-mail:dtashimab@aioros.ocn.ne.jp
TEL:080-5624-6977