今年の第31回皆生トライアスロンが大会までいよいよ1週間を切った。
特に地元トライアスリートにとっては年間の一大レースでありトレーニングの成果を思う存分にぶつける大会である。
先日梅雨明けをした途端に暑さが倍増したが、今回は正に真の鉄人が問われる大会となりそうだ。
残念なことに私は諸事情により今年の大会には出場しない・・・
少々物足りなさを感じるが、安気な気持ちでこの夏を過ごさせてもらっており、 昨日は資源回収や自宅の網戸の取り付けなどでも汗をぶるぶると掻き、スポーツドリンクやお茶を相当飲んだが、この暑さの中大会では3キロを泳ぎ145キロ自転車を漕ぎフルマラソンを走らなければならないということを思うととても気が遠くなった・・・。
レースに出ないので激励の意味を込め、出られる選手にメッセージをお送りしたい。
1.暑いが来年に向けての練習だと思い挑んでほしい。
2.初心を忘れず、新鮮な気持ちを奮い立たせるべし。
3.スタッフや沿道の方々に元気をもらい、こちらからも与えましょう。
4.苦しみをまぎらわそうとすると萎縮してしまうので、苦しい時はあえて苦しさと向き合うと良い。(萎縮する前に何が苦しいのか体と対話をしてみましょう!?)
5.大山の坂ではペダルを踏む毎に「感謝,感謝」と唱えてください。
6.これがあるから自分がある。
私の場合、皆生トライアスロンで特に苦しいと感じるのはランを折り返してからの20から30キロ辺りの区間である。
全身が重くなり、地面を蹴る力が著しく弱くなってしまう・・・。
ただし不思議なのは30キロ地点辺りまで行くとまた体力が盛り返してくる。
私の中で30キロという数字が「ゴールが近付いた」という解釈に変わるのである。
「12キロほど走れば終わる」という考えから徐々に体が軽くなり、最後は「なんでこの感覚がもっと早く訪れないものか・・・」と思うくらいのペースになる。
要するに気持ちの部分で掛かるブレーキをいかに解除出来るかである。
とはいえ実際その場に立つとコントロールするのはなかなか難しいことではあるが、是非今回のレースではそこを意識していただきたい。
暑い夏のドラマが始まります! 健闘を祈っております!