さく井協会資質向上研修会

11月末に鳥取県さく井協会・全国さく井協会中国支部での資質向上研修会が行われた。

毎年鳥取県さく井協会だけで開催されていたが今年は特別に全国さく井協会中国支部のメンバーも交えて防災井戸の取り組みについて発表が行われた。

鳥取県さく井協会としては平成17年に、まずは樗谷神社、平成18年:湖山西鳥取市国際交流プラザ,平成19年:米子東山公園、平成20年:倉吉市営ラグビー場、平成21年:鳥取市湖山 茶屋二区公民館、平成22年:米子市立啓成小学校、と、年1回 公開実演を兼ねて、防災井戸の寄贈を行ってきた。 そしてそれぞれ担当をした企業がスライドを見ながら報告を行った。

山口県でも似たような取り組みをしており、その活動も紹介された。

各地の同業者が集まり交流をしていると色々な情報が聞け、今の我々業界の市場など、広い視野で把握することが出来る。  年1回の研修会だがこの業界を活性化するためには欠かせない会であると言える。

次の写真は別件だが、他会社の施工する地質調査現場へ当社スタッフが視察を兼ねた安全パトロールに行ってきた様子である。

現場の気になる箇所、良い点などをチェックし仲間の企業同士で現場の状況に合わせパトロールを行い、お互いが資質を向上し合うことを目的として行われている。

チェックする側もされる側も大変勉強になり、また他社との交流をすることで広い視野を持つことが出来てくる。

仕事をしていく上では仕事に直接役立つスキルだけではなく、人としての基礎的な資質も求められる。

そのためには現場作業のみならず外の空気を吸い、他人との交流をしていくことも大事な会社のスキルアップの手立てであると言える。