今年最初の現場

今年最初の仕事は、昨年より引き続きの業務で、兵庫県北部の水源調査の現場である。

年末に一ヶ所を終わらせ、年が明けてから二ヶ所目の着工に取り掛かった。

写真を見ての通り大雪の中での施工である。  工法はダウンザホールハンマーでφ200鋼管の二重管掘削で施工を行っている。 年明け一発目の現場なので無事に工事を終え今年一年幸先の良いスタートとしたい。

次の写真は、年末に終えた現場だが、同じ地区なのに雪が全然無い・・・年始にかけて一気に雪が降り積もったことがよくわかる。

年末一ヶ所目で使用したボーリングマシンは、元々はクローラータイプのマシンであったが、この現場に入る前に改造を行った。 クローラーを取っ払い油圧ユニットも分割した。

↑ 改造前

↑ 改造後

近々予定しているSTマイクロパイルの現場が単管足場上で施工をしなければならなく、マシンの軽量化が必要となった為だ。

急きょ自社で改造をし、この現場で試運転も兼ね施工を行った。

この現場のマシンオペレーター・山根部長が直々に改造をしたのだが、本人も満足をする仕上がりだったようだ。

お金を掛ければ優れた専用マシンはいくらでも手に入るが、今は設備投資をする時代ではない。

工夫をこらし、なるべく今ある物を生かさなければ採算は全く合わないのである。

そうゆうやり方で社の付加価値を高め、この先も色々なニーズに応えていきたいと考えている。