釣り人マナー

現場打合せ

早めに着いたので周囲を散策していると、地面に小鳥発見!

何やら飛べずにバタついている

ヒナだろうか?

KIMG1686 - コピー

いや違う

釣糸が引っかかっている

まさか針を飲んでいるのか!

捕まえてよく見ると針は飲んでいない

糸が首に巻き付いていて、その糸の端は地面に埋もれていて

つながれた犬のような状態となっていた

とにかく外してやらねばと思い糸の状況を見ようとするが、毛に埋もれていてなかなか見えない

Effectplus_20160315_151843

しかも結構締まっている様子だ・・・

ハサミや何か細い丈夫な棒が必要と思い

車に戻ろうと思ったが

その間にカラスや猫に襲われるかもしれない・・・と思い、糸を途中で噛み 切り離して車に連れていくこととした。

しかし

歩きながら思った

もしここで手から離れて小鳥が飛び立ってしまったらどうなるだろうと・・・

絶対に逃げられないよう細心の注意を払って何とか車まで連れて行った

KIMG1685 - コピー

車内に入れば一安心

だが糸を外そうとするが、羽毛に隠れて糸の状況が分かりづらい・・・

それと、最近老眼がきていて、目がかすんで見えない・・・

 

しかも現場打合せの時間は刻々と迫る・・

焦った

 

だが何とか道具も使い

もつれた糸は緩んでくれた

そして外すことに成功!

一人歓喜のお大声を上げて喜んだ

大して傷も被ていない

KIMG1690 - コピー

 

ただし

小鳥の体力が心配だった

どれくらいの時間あの場所で過ごしもがいていただろうか・・・

 

それでは逃がす様子を見ていただきましょう

KIMG1702 - コピー

KIMG1705 - コピー

KIMG1707 - コピー

KIMG1711 - コピー

KIMG1713 - コピー

KIMG1715 - コピー

KIMG1717 - コピー

KIMG1718 - コピー

KIMG1720 - コピー

 

元気に大空へと羽ばたいて行った

 

本当にほっとした

 

 

命拾いをしたこの小鳥が私に恩義を感じてくれたかどうかは分からないが

少なくとも大空を再び羽ばたける喜びは感じて頂けたことと思っている。

 

この小鳥を懲らしめようなどと思う人など居ないだろうし、小鳥にとっては事故であったのだろうが、間違いなく我々人間の行動により、小動物の無意味な生死を分ける原因を作りかねない・・・そのような意識を持って行動を取らなければならないことを

つくづく感じさせられた。