11月27日（土）　平井鳥取県知事と若手経済人との公開討論会　”鳥取の未来について「もの申す」”　に参加してきた。

この会は鳥取県東部企業の若手幹部で構成の各団体が集まり、平井鳥取県知事を招いてホテルニューオータニ鳥取で開催された。

団体ごとに平井鳥取県知事への討議を決めており、その代表者が知事に問いかけを行った。

討議の内容としては、1.道路の整備について　2.地域観光について　3.関西広域連合について　4.環境・観光資源の発掘とビジネス展開について　5.地域の農業資源の発信と再発見　6.北東アジア国際物流戦略と経営者育成　7.行政との交流、連携強化　等であった。　それぞれの質問に対し知事の意見や思いを我々に語ってくれた。

基本的に鳥取県東部の内容が主体となった討論会であったが、やはりそれぞれの目標を越えていくためには、大きな視野を持ち前向きな姿勢でこつこつと土俵作りをしていくことが大事であることを感じた。

平井知事は、鳥取の物流強化として平成25年までに今整備中の大動脈（バイパス）を開通させることや、ジオパーク，砂丘を生かした更なる鳥取の知名度ＵＰ、漫画サミットへの取り組み、また俳人の尾崎放哉などの文化人発掘による地域ＰＲ、各分野の表現者・思考者などを集めた文化戦略会議「エンジン01」などの取り組み、鳥取農業のブランド化、インフラ整備　等等、まだまだこれから色々な戦略を打ち立てて行くことを我々に示してくれた。

また、地元活性化に対する思いや、この不況を何とか乗り切ろうとする高い意識レベルの若手経営者がこんなに沢山集結していることに圧倒され、強い刺激を受けた会であった。